─ 暗記なしの半年でTOEFL80点相当(TOEIC750点相当・英検準1級相当)を実現した新しい学習アプローチ
この記事で分かること:
- 暗記が苦手でも英語力を伸ばせる具体的な方法
- 単語学習を「苦痛」から「発見」に変えるコツ
- 文法学習を「暗記」から「パズル」に転換するアプローチ
- 半年でTOEFL PBT 550点以上(TOEIC約750点相当)を達成した学習の軌跡
私は、受験対策をせずにTOEIC990点(満点)を2回連続で獲得しています。それ以上は、何度受けても同じ結果になると思ったので受験していません。でも、英語学習を始めた頃は全く違う状況でした。
「単語を覚えなければ、英語は上達しない」
そう思い込んでいた私は、英検4級で立ち止まっていました。暗記が苦手な私にとって、英単語を覚えることは本当に苦痛でした。単語帳を開いては、アルファベットの羅列を必死に暗記しようとする。でも、次の日には忘れている。その繰り返しに、どれだけの時間を使ったことか…。
同じような経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか
- 「英語の学習は暗記が全て」
- 「単語を覚えられないから、英語は私には向いていない」
私もそう考えていました。でも、それは間違いだったと気づきました。
なぜなら、暗記が苦手だった私が、たった半年でTOEFL PBT 550点以上(現在のTOEFL iBTでは約80点相当、TOEICでは約750点相当、英検では準1級相当)まで英語力を伸ばすことができたからです。
しかも、それは特別な才能があったわけでも、猛勉強をしたわけでもありません。
むしろ、「英語を楽しむ」という、まったく新しい方法に出会えたからこそでした。
この記事では、暗記が苦手な私が、どのようにして英語を「苦手」から「楽しみ」に変えていったのか、その体験をお伝えします。
単語帳との新しい出会い
単語学習に悩む多くの人が、「覚える」ことに固執してしまいます。でも、本当に大切なのは「使える」ようになること。ここでは、私が見つけた新しい単語との付き合い方をお伝えします。
アメリカへ留学した当初、私の英語力は本当に低いものでした。教科書で習った英語が全く通じない。スーパーでの買い物すら一苦労。毎日が不安との戦いでした。
そんな時、同じ英語学校で学ぶ日本人の友人から一つのアドバイスをもらいました。
「単語帳を作ってみたら?」
正直、最初は気が重かったです。今までさんざん苦労してきた単語暗記をまたするのか…。
でも、単なる暗記では身につかないことは、もう分かっていました。
だから、自分なりの工夫を加えてみることにしました:
- 教科書やテキストで出てきた知らない単語を書き出す
- 辞書で調べた例文も必ず一緒に書き込む
- 発音記号も書き添える
- 食事中、通学中、授業の合間…とにかく時間を見つけては、その例文を小さな声で読んでみる
すると、思いがけない変化が起こり始めたのです。
単語を暗記しようとするのではなく、その単語が使われている文脈を理解しようとすることで、自然と単語も頭に残っていく。しかも、似たような場面で、その単語を自然と使えるようになっていったのです。
「覚えなければならない単語」が、「使える単語」に変わっていく。
この小さな変化が、その後の大きな転換点となりました。
🔑 このセクションのポイント
- 単語は「暗記」ではなく「理解」を重視
- 例文と一緒に記録することで文脈も把握
- 隙間時間を活用した音読で定着を促進
パズルのような面白さとの出会い
文法学習というと、多くの人は複雑なルールの暗記を想像するでしょう。しかし、視点を変えることで、それは魅力的な「謎解き」に変わります。
単語帳作りを始めて1ヶ月ほど経った頃、TOEFLの試験勉強でもう一つの大きな発見がありました。
それは文法問題との出会いです。
最初は他の問題と同じように、「また覚えることが増えるのか」とため息をついていました。でも、問題を解いているうちに、なんだか不思議な感覚に襲われました。
それは、まるでパズルを解いているような感覚。
あるいは、サスペンスドラマのトリックを解き明かすような面白さ。
例えば、複数の選択肢の中から正しい答えを選ぶ問題。
なぜその答えが正しいのか、他の選択肢はなぜ間違いなのか。その理由を考えていくと、まるで推理小説の謎解きのように、一つ一つのピースがはまっていく感覚がありました。
「あ、ここはこうだから、この答えが正しいんだ!」
その小さな「わかった!」という喜びが、次の問題を解くモチベーションになっていきました。
しかも、問題を解くたびに正答率が上がっていく。その実感が、さらなる「謎解き」への意欲をかき立てていったのです。
暗記に頼らず、論理的に考えることで答えにたどり着ける。
この発見は、私の英語学習を大きく変えることになりました。
もう「覚えなければならない規則」ではなく、「解き明かすべき謎」として文法と向き合えるようになっていたのです。
🔑 このセクションのポイント
- 文法問題を「暗記」から「論理的思考」へ転換
- 小さな「わかった!」体験の積み重ねが学習意欲を高める
- 推理を楽しむことで自然と理解が深まる
「勉強」から「趣味」へ
この経験が、私の英語学習の転機となり、想像以上の効果がありました。
こうして振り返ってみると、私の英語力が大きく伸びたのは、「暗記する」という固定観念から解放されたときでした。
- 例文を通じて単語を理解する。
- パズルを解くように文法と向き合う。
その結果、たった半年でTOEFL PBT 550点以上(現在のTOEFL iBTでは約80点相当、TOEICでは約750点相当、英検では準1級相当)という予想もしなかったスコアを達成することができました。
でも、それ以上に大切なことがありました。
それは、英語が「しなければならない勉強」から「解き明かす楽しみ」に変わったことです。
私は今でも、次のような楽しみ方で英語と付き合っています:
- 新しい文法表現を見つけたら、「なるほど、こういう使い方があるのか」とワクワクする
- 「英語ではこんな言い方をするのか!」という新しい発見を楽しむ
- 「なぜこのシチュエーションでこの表現なのか?」と、ネイティブの思考や感覚を想像することが、謎解きのように面白い
「英語は暗記」という思い込みに囚われていた私が、今では英語を「趣味」として楽しめるようになっています。
もし、あなたも英語の暗記に悩んでいるなら、ぜひ視点を変えてみてください。
暗記が苦手でも、英語は必ず上達します。
大切なのは、自分なりの「楽しみ方」を見つけること。
それは、文法の謎解きかもしれませんし、英語話者の表現や考え方の探究かもしれません。
きっと、あなたにぴったりの「英語を楽しむ方法」が見つかるはずです。
軽い気持ちで始めてみませんか?
今日からできる3つのアクション:
- 単語帳を作り直す
- 知っている単語でも、興味深い例文があれば書き留める
- 発音記号も一緒に書き添える
- 音読できる時間に少しずつ読んでみる
- 文法問題との新しい付き合い方を試す
- 正解/不正解だけでなく「なぜそうなのか」を考える
- 他の選択肢が誤りである理由も探る
- 英語との新しい出会いを楽しむ
- 気になる表現との出会いを「発見」として記録
- ネイティブならこの場面でなぜこの表現を選ぶのか、想像を楽しむ
時間がない人は、3番目の「英語との新しい出会いを楽しむ」がオススメです。
英語が少しでも「面白い」と思えたら、英語が「学習するもの」から「趣味」として勝手に知識が積み上がるものに変わるかも知れません!